1953-07-30 第16回国会 衆議院 運輸委員会 第29号
機関車は粒々辛苦して今日の日本を築いて来た国民の財産であるが、何の理由があつて二束三文に売り払つたか。評価の基準を示していただきたい。私鉄側を参考人として招致する必要がある。これを厳重にこの委員会に要求をするものであります。御答弁をお願いするものであります。
機関車は粒々辛苦して今日の日本を築いて来た国民の財産であるが、何の理由があつて二束三文に売り払つたか。評価の基準を示していただきたい。私鉄側を参考人として招致する必要がある。これを厳重にこの委員会に要求をするものであります。御答弁をお願いするものであります。
全部返すことが原則でありまして、その返す場合におきまして、これは刑訴にもある用語例でございますけれども、今申上げたような意味合によつて二束三文で殆んど住所が知れないとかいろいろなことで還付ができないというような事態におきまして第四項が働いて来るわけでありまして、できるだけ住所が知れますれば全部返すということが原則になるわけであります。
その四億の助成金というものは国民の血税であり、而もこの助成金によつて購入したところの機械が山勝何某というところの会社によつて二束三文に叩き売られた、その代金すら、三千トンくらいの払下が千五百トンくらいしか会社のほうに納入されていない、その行方不明の金というものによつて山勝工業と会社の首脳部の間に何か知らん繩張によつてやつたところの問題がある、会社はこの国民の血税をそういう工合に使つたばかりでなくして
そうでなければ、これまでみたいに何十億か何百億か買い上げて、もういりませんと言つて二束三文で拂い下げてしまう、こんなでたらめなやり方をされたら、国民が重い税金を納めてたまりません。そういう過去のこともありますから、今年の終戰処理費の使い方、予算の組み方等については、詳細御説明を承りたいと思います。あなたがそれがおわかりにならなければ、係の方を至急呼んで御説明を願いたいと思います。
農民の一日十数時間の、しかも炎天の中における眞に血と汗との結晶である労働の成果を、官僚の手によつて二束三文の價格で取上げようとする法案であつて、まさに農民を奴隷視するもはなはだしいと言わざる得ないのであります。また天然と人力よりなる日本農業の実態を弁えず、事前割当をいたしましても、事実上食糧の確保にはならないのであります。日本農業は非常に氣候に支配されるのである。